問はず語り

コンプラ遵守。

explorer.exe - アプリケーション エラー

WindowsUpdateの後は要注意。

少し前から自宅のPCで再起動やシャットダウン時だけこんな感じ↓のエラーが表示されるようになった。

Windows11でバージョンは最新の23H2。通常利用は問題ない。メモリの不具合かな、と思ってWindows標準のメモリ診断ツールやMemtest86を7周ほど回してチェックしてみたがエラーは出ず。イベントビューワーでエラーログを確認したところ、ゲーム関連のエラーというところまでは分かった。OSをクリーンインストールしちゃえば何とかなるだろうと思ってまっさらな状態に戻してみたがやはりエラーが出る。

で、Google検索してみたところ、ゲームパッドを繋いだまま再起動やシャットダウンを行うと発生するという不具合だった。今年1月のWindowsUpdate後に報告され、2月のUpdateで修正したらしいが・・・

直ってないね。

ゲームパッドなんて普段繋ぎっぱなしだし、その都度取り外すのは面倒。対策方法を探したところ、GameInput Serviceを無効にすることで回避できるとの情報を見つけ、試してみたら今のところエラーは出ず、ゲームパッドの動作も問題ない。とりあえずこれで様子見に。


バックアップの罠、犯人はOneDrive

新PCを購入して初期セットアップが終わったら、まず真っ先にOneDriveをアンインストールしておこう。

さて、今回のお題は、Windows Updateの後、バックアップを有効にするよう求められたので、指示に従ったらOutlookが起動しなくなったという件。

具体例を見てみよう。Windows Updateの後、こんな感じでメッセージが表示されることがある。メッセージの指示に従ってバックアップ機能(OneDrive)を有効化すると・・・。

Outlookが起動に失敗するようになる。

原因は、OneDriveがOutlookデータファイルの保存場所を勝手に変更してしまったから。Outlook側はその変更を正しく認識してくれない。

C:\Users\ユーザー名\ドキュメント\Outlook ファイル

C:\Users\ユーザー名\OneDrive\ドキュメント\Outlook ファイル

OneDriveは少々ややこしい仕組みなので、上記トラブルに陥ってしまった場合、復旧に手間がかかる。ヘルプサイトを見ても自力での復旧が難しい場合は、加入しているプロバイダのサポセンに相談してリモート操作などで復旧してもらおう。今どきのプロバイダならリモートサポートくらいどこでもやっているよね?

中古PC購入の際はご注意を

PCを入れ替えたのでメールの設定をして欲しい、とご年配の方から依頼を受けた時の話。

PCを見せてもらったら中古の整備品で、CPUがIntel第6世代Celeron、メモリ4GB、128GBのSSDと結構な型落ちで低スペックなうえに、非対応のWindows11がインストールされていた。Windows11は自分でアップグレードしたのではなく、最初から入っていたとのこと。

「この世代の古いPCはWindows 11に正式対応していないんですよ。将来的にWindows Updateが提供されなくなって安全に使い続けることができなくなる可能性があるのですが、購入時にそのあたりのきちんとした説明はありました?」

「え?そんな説明受けていないよ?」

で、どこで買ったのか聞いたところ、ジェムテクの有償譲渡会。
「ジェムテク 評判」でGoogle検索してみて欲しい。

古いPCにWindows 11をインストールして販売すること自体は法に反するというわけではないけれど、PCに詳しくない購入者が不利益を被る可能性があることを黙っている時点で信用ならない。

中古PCをどこで買おうが、いくらで買おうがその人の自由だが、パソコン工房など専門店で買ったほうが安心だと思う。

support.microsoft.com

最小システム要件を満たしていないデバイスWindows 11 をインストールした場合、以下の免責事項が適用されます。

 

この PC は、Windows 11 を実行するための最小システム要件を満たしていません。これらの要件は、より信頼性が高く、より高品質のエクスペリエンスを保証するのに役立ちます。 この PC に Windows 11 をインストールすることはお勧めできません。互換性の問題が発生する可能性があります。 Windows 11 のインストールを続行すると、PC はサポートされなくなり、更新プログラムを受け取る資格がなくなります。 互換性の欠如による PC の損傷は、製造元の保証の対象外です。

▼裏技的な方法でインストールできるが、あくまで詳しい人が自己責任で行うべき内容。

何故にそこ・・・?

前回の続き。
scandisk.hateblo.jp

新しいノートPCが届いた。機種はHP ProBook 450 G9

中身はシンプル。

で、早速初期セットアップを始めようと思ったら、電源ボタンが見当たらない・・・。

・・・

 

ん・・・

 

んん・・・? あった!

事前に確認しなかった自分が悪いんだけど、普段キーボードの配列まで細かくチェックしないよ・・・。

それからもう1つ。LANポートに爪のような部品が取り付けてあって、押し下げながらでないとケーブルが差し込めない。抜け防止の機構なんだろうけど、とにかく差し込みづらい。

気を取り直して初期セットアップ。それからこまごまとした設定など。

配信の最適化 > 他のPCからダウンロードを許可する オフ
プライバシーとセキュリティ >  デバイスの暗号化 オフ
アプリ > インストールされているアプリ > OneDrive アンインストール

また、今回のノートPCはちょっとしたプレゼンなどで大画面モニタやプロジェクターに映して利用することもあるので、ブラウザのレンダリング設定をいじって見やすくした。

Firefoxフォントレンダリング変更

▼ 比較用にデフォのEdge

今回のノートPC、残念ポイントが2つあったものの性能については問題なし。お値段は税込で約94,000円也。

何もしていないのに急にパソコンが壊れた!

「昨日まで普通に使えていたのに!」
って文句言う人いるけど電化製品なんて壊れるときはある日突然だから。じわじわ不調になるとは限らない。

さて。2月某日、ノートPCのWindowsが起動してくれなくなった。

何もしていないのに急に(ry
調べたところ、内蔵ディスクの経年劣化だった。電源投入回数もおかしな数字に。

備品管理表を確認したところ、2013年6月利用開始だったので実に10年以上経過していた。Win11にも対応していないし、さすがに引退させることに。

早速、取引先のR社に以下の条件を満たすノートPCの選定と見積もりを依頼。
4コア以上のCPU
8GB以上のメモリ
250GB以上のSSD

3台ほど候補を挙げてもらい、その中からHP製品を選んで注文した。
そして数日後に届いたわけだが・・・。

メールアプリ

Outlookの画面が急に変わってしまった、という質問。ポケモンみたいに進化したのかもしれないねと返したら怒られた。

さて、以下の3つはWindows 10/11に混在しているMicrosoft製メールアプリのアイコン。違いが判るだろうか。

普段(3)を使っている人が、それとは知らず間違って(1)(2)をクリックしてしまうと、画面が急に変わったと思って面食らってしまう。

(1)はWin10/11標準搭載のゴミメールアプリ。アドレス帳の使い勝手が悪かったり、振り分け設定ができないといった残念仕様。

(2)は(1)の後継アプリでOutlook for Windowsという名前らしい。newというアイコン表示になっているが、現状はPOP3設定ができない劣化版。

(3)が従来通りのOutlook。今のところ仕事用ではこれ一択。

ミニPC

勤め先の同僚がちょっとしたおもちゃを買ったから開封の儀をしようと話しかけてきたので同席。13万円近くするミニPCだったので、おもちゃにしては高価だねと問いかけたら、投資信託で儲かっているらしい・・・。

で、そのおもちゃの名前はMinisforum MS-010-S1390
シンプルな化粧箱。

同梱品一式。

正面から。サイズ感は昔使っていたHP EliteDesk 800 G1 DMに近い。

背面。目を引くのはLANポートが2つあることと、さらにSFP+ポートが2つ用意されていること。そもそも本機は”ワークステーション”と謳っているのでサーバー用途などを想定しているのかもしれない。

カバーを外して見ると、拡張スロットが1つ用意されていた。メモリやM.2 SSDを換装する際はCPUクーラーを外す必要がある。

電源アダプタはさすがにデカい。

CPU-Zを起動。6P+8Eの14コア20スレッド モバイルCPU Core i9-13900H。メモリはDDR5 32GBでストレージはNVMe M.2 SSD 1TB。何をするにもきびきび動いてくれる。

ついでにベンチマークCore i9強し。CPUに負荷をかけてファンが全力で回るときは結構な音がするものの、それ以外はかなり静か。

同僚曰く、今後は10Gネットワーク環境に繋いでどれくらいの実測値が出るか試してみるとのこと。